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「欠け」と「ズレ」を味方に~加点法の家づくり~

アフターコロナ、脱炭素社会に必須の提案で差をつけたい工務店経営者へ
今回の全館空調導入オンライン勉強会ではパッシブエアコンについての基礎はもちろんのこと、意匠性や設計デザインの面からのお話をいただき、新たな側面からパッシブエアコンについて考える勉強会となっております。
講演では遊空間設計室さんが大切にされている感性にパッシブエアコンをどのように溶け込ませているのか、実際に手掛けた物件と絡めてお話を伺います。
見どころ①時代は「住まい心地」重視へ。一段上の上質な快適さ。

全館空調の良さは、その圧倒的な快適さです。場所による温度差がなく、気流も感じないため室内にいるときには「エアコンが効いている」という感覚すら抱かないほどです。
さらに、全熱交換換気や、飛散ウイルス除去にも効果的な空気清浄システムを備えているエアコンであれば、常に家の中を新鮮な空気に保つことが可能です。
コロナ禍を経て、自宅での過ごしやすさが重視されている今、住まい心地を挙げる提案が求められています。
見どころ②「住まい心地」をさらにあげていくために。
「パッシブエアコンはエアコンが付いていない感じが良いんですよね。あるけど、無い感じ」
弊社との事前打ち合わせの際、遊空間設計室代表の高野様はそのようにお話されていました。遊空間設計室さんではエアコンの吹出口、吸気口を造作されており、パッと見てどこにあるのか分からないほど空間に馴染んでおります。パッシブエアコンの「気流を感じない」という特性も相まって、そこにはただただ過ごしやすくて快適な空間が造られています。
自然の光・風を残しながらエアコン活用をし、住まい心地の良さを求める家づくりをされる遊空間設計室さんが思うパッシブエアコンの良さとはどのようなことなのでしょうか?

見どころ③遊空間設計室さんが大切にされていること。
時には気ままな自然を味方にして、空間づくりの要素のひとつにする。ありのままの環境を、良い暮らしに繋げるための味方にする。マイナスを矯正し全てが完璧に整えられたものももちろん素敵です。しかし、いびつなもの、余白を残すもの、マイナスを「多様性」として受け入れ、「どのように活かしていこう?」という考え方もできると思います。
タイトルにある『「欠け」と「ズレ」を味方に』という言葉に込められた家づくりのコンセプトについて、高野様よりお話をいただきます。


スケッチや模型のお写真を見せていただきながら、どのように構想を練るのかお伺いします。

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講師の紹介
高野 保光
有限会社遊空間設計室 代表取締役
1979年 日本大学生産工学部建築工学科卒業
1984年 日本大学助手生産工学部勤務
1991年 遊空間設計室設立
2010年〜2014年「NPO法人家づくりの会」副代表理事
2011年〜日本大学生産工学部建築工学科 非常勤講師
賞歴
1983年、1986年 新制作SD部新作家賞受賞
1992年 札幌国際デザイン賞入選
2003年 FOREST MORE 木の国日本の家デザインコンペ2003年 最優秀賞受賞
2004年 「まちなみ住宅」100選(社)日本建築士会連合会会長賞受賞
2005年 FOREST MORE 木の国日本の家デザインコンペ2005年 優秀賞受賞
2006年 第8回「あたたかな住空間デザインコンペ」コンペティション
暮らしデザイン部門 優秀賞受賞
2009年 住まいの環境デザイン・アワード2009 東京ガス特別賞受賞
著書
「住宅デザインのひきだし」 エクスナレッジ刊
「高野保光の住宅設計」 エクスナレッジ刊
「最高の外構をデザインする方法」 エクスナレッジ刊 (共著)
※遊空間設計室様HPより引用
http://www.u-kuukan.jp/about/