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山長ツアー行ってきました! Last.

みなみが行く! 番外編Lastです (^^)
昨年から始めたブログやみなみが行く!見ていただいてありがとうございました。
2023年の最初は「山長ツアー2日目」をお届けしていきますのでよろしくお願いします(^▽^)/
山長ツアー2日目は「和歌山をまるごと好きになってほしい」という想いから、世界遺産に登録された熊野古道・熊野本宮大社に皆様をご案内しています。
まずは熊野古道。
熊野古道には、伊勢神宮から熊野三山を目指した人々が歩いた伊勢路、高野山と熊野本宮大社を結ぶ小辺路など6つのルートがあります。その中で私たちが歩いたのは「中辺路」といって、山長商店がある田辺市から熊野本宮大社・熊野那智大社・熊野速玉大社を結ぶルートです。
上皇・武士・庶民と身分に関係なく多くの参詣者が訪れ、旅人の行列が絶えず続いたことから「蟻の熊野詣」とも呼ばれたそうです。
熊野古道の自然の美しさに癒されたあとは、熊野本宮大社を訪れました。
熊野本宮大社は熊野那智大社と熊野速玉大社からなる「熊野三山」の一つです。3つの川の合流地点である大斎原(おおゆのはら)という中州に建立されましたが、明治に起きた洪水によって流されてしまいました。現在の熊野本宮大社には、流失を免れた3棟が移築されています。
木や山、川などの自然のなかに神様が宿っているという思想の「自然信仰」に根ざしていた熊野ですが、仏教などの他の宗教の聖地にもなっていきました。その後「浄土への入り口」として崇拝され、お参りし帰ってくることが死と再生を意味することから「よみがえりの聖地」として信仰されるようになりました。

自然と歴史がつまった和歌山の熊野。
古くから人々の心のよりどころとして信仰され続け、「受け入れる精神」で平等で平和な世の中を願う熊野にとても感動しました。
熊野古道の語り部のよっしーさんの「一期一会に感謝」という言葉を、私も大切にしたいと思います。
そして、山長商店の紀州材で建てられたお施主様には、素晴らしい和歌山で育った木の家であることを知っていただきたいですし、そのためにできることを行っていきたいなと思いました。
まだ和歌山を体感していない皆様、ぜひ一度いらしてみてください!
山長ツアーブログ(完) ありがとうございました(^▽^)