イベント

event

山長ツアー行ってきました! Part.1

ブログ

みなみが行く!  番外編です(^^)

入社して初めての弊社のグループ会社である山長商店と熊野古道を巡るツアーに行ってきました!
皆さんにも、和歌山のすばらしさをお裾分けできればと思います。

山の偉大さに感動です…

まず訪れたのは、山長材を育ててくれる「山」です。和歌山県は森林が県土の約76%を占めています。山長商店では点在してはいますが約6,000haを所有しており、写真を撮ったところからはその一部ですが広大な山を一望できました。「晴天と山の緑」を期待して行きましたがあいにくの雨…。

山長ツアーにご参加がまだの方!ぜひ一度ツアーに参加していただいて、美しい景色をご覧になっていただきたいです!(初めての山長ツアーが雨なので、その際は私もご同行させてください笑)

雨か…と残念に思っていましたが、水分を含んだ土と木の香りは、胸いっぱいに深呼吸をしたくなるものでした。

案内してくださったのは山長林業の田上さん。林業に関すること以外にも、小さいころの山での思い出話なども聞かせていただきました。

和歌山では大昔に噴火があり、そこでできた岩が隆起・浸食・風化によって地表に出てきたものだそうです。こんな岩のところにも木が育っているんだと驚きました。

様々な技術が発達している現代では、機械化が当たり前になっています。険しい山・人手不足だからこそ、機械化が必要なのでは?と思っていましたが、険しい山だからこそ機械化が進まない。急な斜面、石や岩だらけの山では入ろうにも入れないんです。

地拵え 植林 下刈 除伐 間伐 これらの工程を経てようやく伐採ができます。

 

今回は雨のため見れませんでしたが、晴れていれば伐採の様子も見学できたそうです。伐採した木を集めるために、木にワイヤーを巻き付けるのですが、これも人力。しかも木の位置は谷を越えたところの山なので、山を登ってワイヤーを取り付け、下ってはまた山を登らなければなりません。

切り出した丸太の枝を機械で落とし、製材目的に合わせて長さをカットして貯木場に移動します。

「祖父が植え、父が育てて、私が届ける。」

良い材は自然と育っているわけではなく、山とう厳しい環境で働く皆さんによって守り受け継がれているのだと感じました。