⋆初⋆ お施主様が千葉工場に!
2023.09.07
みなみが行く!第1回でインタビューをさせていただいた千葉県習志野市にある「佐野工務店様」のお施主様が千葉工場の見学にいらっしゃいました。
~山長商店の紀州材の話・大型パネルとはどのようなものか~
ご夫婦とお子様の3人家族 お施主様自身の目でご覧になった感想を伺ったので、ぜひお読みください!
お施主様にとっての「譲れないもの」
ーー家づくりを始めるうえで、いくつか工務店様の検討はされましたか?
旦那様
いろんな会社をみましたが、僕だけではなく妻と一緒に「なんとなくいいな」という言葉では言い表せない雰囲気が佐野工務店さんにはありました。
ーー感覚的にいいなと思えるものがあったというのは素敵ですね。 家づくりをするうえでこだわったことはありますか?
奥様
私は自然素材や木の家がいいなと思っていました。その視点で探す中で佐野工務店さんに出会いました。
旦那は高気密高断熱を結構調べていましたね。
旦那様
高気密高断熱もそうなんですけど、長い時間住むことになるので、紀州材のプレゼンにもありましたが「経年劣化ではなく経年変化」というのが、家に対してそういった気持ちで住めるというのが自然素材にはあるかなと思います。
ーーお二人の中で自然素材という部分が一致したのはそういったお考えがあったからなんですね。
家づくりを始めた中で、最初のイメージと変わったところはありますか?
旦那様
自分たちが思っていたこととは違う部分を提案していただいたりしましたが、それがかえって良かったと思うことがありました。
奥様
YouTubeなどでいろいろ調べてイメージをつくっていたところがありましたが、打合せでご提案していただいてありがたかったです。
そっちの方がいいじゃん!と思うことがありました。旦那が調べてくれて、結構影響を受けました。
モックパネル部門
コロナによって工務店さんも見学会などができなくなって、情報発信としてSNS・YouTubeなどを利用する「建築YouTuber」が増えました。ご主人がおっしゃるように正しい・正しくないがわかりづらい、情報過多になっています。正しいこともあるし、間違ってはいないがそういった考え方もあって、それだけを見ていると他の情報が目に入らなくなってしまいます。
山長の木材もそうですが、いろんな材料があることをお施主様が知った中で何を選択するか。そこに対して建築のプロである工務店さんがどのような的確なアドバイスをするか。全ていいものでやろうとするとコストばかりかかってしまいますよね。「お施主様の中で譲れないものは何か」だと思います。
旦那様
振り返ると要望はかなり言ってましたね。
山長材で建てられてよかった
ーー今回はどういった経緯で工場見学にお越しいただいたのでしょうか?
旦那様
大工さんが現場で家をつくっていくと思っていましたが、佐野工務店さんの方から大型パネルでと伺いました。 大型パネルで家を建てるイメージが湧かなかったのでぜひ見に行きたいと思いました。
ーーはじめに山長商店の紀州材、次に大型パネルの見学をしていただきました。紀州材への印象はいかがでしたか?
奥様
いろんな人がかかわってとても丁寧につくられているんだなと思いました。一つ質問なのですが、家が一棟建つのにどのくらいの木が使われるのですか?
モック
物件によりますが約30坪ですと柱だけで80~100本、そのほかに土台や梁がありますので丸太からで言うと結構な量を製材しています。
奥様
そんなに使われているんですね!
旦那様
私は「国産」というところが良いと思いました。こどもも小さいので、安心できるもので家づくりがしたいと以前から思っていたので、山長商店さんの材はピッタリだなと思いました。
ーーお打合せの中で、山長商店の紀州材のお話は聞かれましたか?
旦那様
構造材として山長さんの名前は出ていたと思います。YouTubeで見ていた方々も使っていたので、信用できる材なのかなと思っていました。
ーー山長材に対してのイメージは今回のプレゼンを受けて変わりましたか?
旦那様
デザインのところになりますが、こんなに良い材なら内側に隠れてしまうのはもったいないと感じました。
好みはあるかと思いますがもっと見せるようにしてもよかったかなと。
いいものであればなおさら生活の中で木を感じられて愛着が湧くと思いました。
奥様
構造材が重要なものなんだなと。説明を聞いて安心・安全なものをつくっていることがわかったので、紀州材で建てられてよかったなと改めて思いました。
他の方も知ったらより使いたくなるんじゃないかなと思います。それくらい重要なものだと思いました。
工場で見た「安心できる確かな品質」
ーー大型パネルと聞いたときはどんな印象を受けられましたか?
旦那様
地場工務店さんと設計を考えていく中で、良いものが出来上がるんだなというのは紙の上ではわかりました。
他の工務店さんを見たときに、「大工を自社でもっています」というような強み・ブランド力がありますが、その技術や大工さんの力は施主目線では判断しきれない部分があります。建ち終わったあとに「よかったな」「もうちょっと…」と感じるものだと思っていました。
その中で大型パネルに入ってもらうというのは一つ信用できるものが加わったという印象です。
モック大型パネル
大工さん・職人さんの方々は技術力なんですね。大工さんが一つ一つ手をかけてつくっている、そこが強みの工務店様はいらっしゃいますが、お施主様からしてみるとどこの工務店様にもお願いしたいところなんですね。大型パネルが大工さんの味方になって、より大工さんの技量を伸ばして若い大工さんに継承していただき工務店さんの強みとしていただきたいというのが大型パネルの立ち位置なんですね。実際に工場を見て品質の部分を安心したという声をいただいて、改めて私たちがやりたいのはそこだなと思いました。
旦那様
夏の暑い中、冬の寒い中で大工さんが現場で作業されるのは本当に大変そうだなと思いました。そこで頑張る力を他に回してもらえると、みんなで良い家がつくれるんじゃないかと思いました。いいですね大型パネル。思っていた以上に良かったです。
モック
嬉しいお言葉ありがとうございます。大型パネルの工員さんにも生で聞いてもらいたいお言葉でした!
ーー最後に本日の感想を一言うかがいたいです。
旦那様
雨などの天候などを気にせずにというのは最初にYouTubeで情報を見たときにわかりましたが、それだけでない強みをたくさん見れたので良かったです。
木の良さもプレゼンを聞いて良いものを使えてよかったなと思ったので、完成した家に早く住みたいです。
奥様
私も家が完成するのが楽しみです。
ーー本日は佐野工務店様で設計をご担当している若林様もいらっしゃっているので、ご感想をいただいきたいと思います。
佐野工務店 若林様
大型パネルをきちんと見るのは私も初めてでした。お金をお預かりして家づくりをしているのでどういう風に品質よく最後までつくっていけるかが工務店の役目だと思っています。一番大切な骨格の部分を安心してお任せできるのは心強いし強みだなと改めて感じました。
お施主様と直接お会いする機会があまりないため、今回は工場見学のご感想を伺うことができてとても貴重な経験をさせていただきました。
お施主様に家の骨組みである構造材に山長材を使っていること。
「祖父が植え、父が育て、私が届ける」 そもそも山長材は誰がどんなふうに携わって育てられたものなのか。
和歌山からきた材が、どのように家になっていくのか。
先日の山長材オンライン勉強会のご感想でも「山長材をお施主様にしっかり伝えたい」というお声を多くいただきました。
一生に一度の大きなお買い物である住宅を、ご説明よりも直接みて感じていただける場として千葉工場をもっともっとご活用いただきたいです。