木造大型パネル
モックの大型パネルは山長商店の高品質紀州材を使用した無垢紀州材大型パネルです。
軸組工法の柱、梁、間柱、耐力面材、サッシ、断熱材、透湿防水シート、通気胴縁までを工場生産にてパネル化することで工期の短縮や品質・精度の向上、職人さんの労働環境改善など、たくさんのメリットが得られます。さらに大工さん、職人さんが不足していく状況のなかで、大型パネルの活躍が期待されています。
モックは紀州材大型パネルを通じて、皆様の建築現場の改革を推進します。
木造大型パネルの4つの特徴
大工不足の解消と労働環境改善
現場では大工さんが狭い足場で重たい面材やサッシを搬入し、取付されています。正しいピッチで面材に釘を打つ、性能が向上し重量も増したサッシを精度良く取り付けるといったこれらの作業、大工さんでなくてはいけませんか?
木造大型パネルはモック自社工場にて建材を取り付けパネル化し、さらに重機によって現場で組み立てられます。木造大型パネルの活用で肉体的に負担の大きい作業が、上棟日の一日で完了します。
腕のいい大工さんには工業化の難しいリノベーションや性能向上リフォームなど、技量に見合った仕事とその技術を継承して頂き、危険の伴わない内部造作等の作業で末永く働いてもらう。そうすることで大工さん・職人さんの人材確保ができ、工務店経営の持続可能性を高めることにも繋がるのではないでしょうか。
これが、モックの描く建築現場の未来です。現場作業の定常化できる部分は、我々モックの紀州材木造大型パネルにお任せください。
現場作業の大幅な工期短縮
大型パネルは建物外周部の柱、梁、間柱、耐力面材、サッシ、断熱材(ボード系に限る)、透湿防水シート、通気胴縁までを工場生産にてパネル化し上棟当日に建て込みます。
建物の高性能化に伴い、サッシや面材の重量化、断熱材の構成の複雑化などが進む昨今、大型パネルであれば建て方当日には一次防水と施錠(防犯)、断熱施工までが一日で完了します。
さらに事前にプレカットと併せて、パネルに絡むサッシや断熱の納まり、胴縁の取り付けまで打ち合わせをしているので、現場監督と大工さんの打ち合わせ時間も短縮できます。
大型パネルは現場施工の手間の軽減や大幅な工期短縮に貢献します。
品質・精度の向上
大型パネルは工場内での生産のため、安定した作業環境と設備により常に高品質のパネルを生産することが可能です。一方現場では、耐力面材の釘ピッチやめり込み、サッシの取り付けの防水処理といった建物の品質に大きく影響する部分の施工では、大工さんが狭い足場で重たい面材やサッシを夏は猛暑、冬は極寒、工期が無ければ小雨が降るなか施工されています。
こうした現場状況のなかで工務店様、施主様が求める品質・精度を保つのは簡単なことではないと思われます。そんな心配も大型パネルであれば解決できます。
オープンな工法
モックの大型パネルは誰でも使えるオープンな工法です。間取りやプランは工務店さんの自由です。工務店様のいつもの仕様、いつもの住まいづくりのコンセプトを変更する必要はありません。
モックは住宅に関わるあらゆる資材の幅広いご用意がありますので、断熱材やサッシ、防水関連副資材に至るまでそれぞれの工務店様に合ったものをご提案させて頂きます。より高品質な住まいづくりを全力でサポートいたします。